大隅流域森林・林業活性化センターは,大隅地域の各市町長,各森林組合長,林業関係団体の長,県で構成されています。

当センターは,流域内の@低コスト林業の推進,A素材の安定供給,B林業事業体の組織化,C林業労働力の確保,D木材の加工・流通体制の整備,E木材の需要拡大,F緑化の推進,G特用林産の振興など大隅地域の川上から川下までの様々な取組を行っています。

大隅流域内の特定課題として「林業・木材産業の成長産業化」を設定していて,取組期間は平成30年度〜34年度の5ヶ計画となっています。

主な取組内容として,
@ 森林施業・林地の集約化
A 木材生産の低コスト化の推進
B 木材流通の効率化の推進
C 木材需要の創出の推進
D 再造林の推進

  当センター内には活動目的ごとに部会を設置していて,各部会で取組を行っています。
 
 
 
活性化センター総会
 
@ 団地化・担い手対策部会

森林の団地化による森林施業の集約化を推進するため,森林施業プランナーの育成や林業機械の作業システムの確立・普及,林業事業体の組織化や林業労働力の安定確保などに関する取組を行っています。

 
 
森林施業プランナー育成研修 (現地研修
 
 
森林施業プランナー育成研修 (室内研修)
 
 
鹿屋農業高校と林業事業体との交流会
 
 
新規林業就業者交流会
 
A 木材流通対策部会

大隅地域の原木や製材品の流通対策や地域産材の需要拡大に関する取組を行っています。

林業事業体や木材加工業者などの森林・林業関係者が一体となって,「おおすみ木材まつり」を開催しています。このまつりは,大隅地域材を中心としたかごしま材(県産材)のPRを目的に,上棟式や農林水産物の販売,木工体験などが行われ,多くの来場者でにぎわっています。

また,大隅地域内の木造施設の整備を促進するため,管内の行政機関や建築事務所や,設計事務所等を対象とした木材加工施設や木造建築物などの見学会を開催しています。

 
 
おおすみ木材まつり(上棟式)
 
 
おおすみ木材まつり(丸太切り競争)
 
 
木材流通対策協議会2×4工法部材(工場見学会の状況)
 
 
木材流通対策協議会(CLT建築現場の見学の状況)
 
B 特用林産物生産推進部会

消費者ニーズに対応した安心・安全な特用林産物の生産振興を図るため,シイタケ,タケノコ生産者を対象とした生産技術研修会を開催しています。

また,特に大隅地域は県内でもシキミやヒサカキ,サカキなど枝物の生産が活発な地域で,枝物生産の技術講習会や生産者同士による情報交換会を開催しています。

 
 
シイタケほだ場(志布志市)
 
 
シイタケの食育活動(志布志市)
 
 
タケノコ生産林(肝付町)
 
 
タケノコ生産技術研修会(肝町)
 
 
枝物生産状況(鹿屋市)
 
 
枝物生産技術研修会(志布志市)
 
C 緑化推進・森林環境部会

森林を守り育て未来に引き継ぎ,地域の緑化の関心を高めるため,「おおすみ植樹祭」を毎年開催しています。

また,森林での学習活動や地域の社会奉仕活動などを通じて,社会に貢献できる心豊かな人間に育つことを目的に結成されている「緑の少年団」の交流活動を支援しています。

 
 
おおすみ植樹祭(式典)
 
 
おおすみ植樹祭(植樹活動)
 
 
緑の少年団交流活動(自然散策)
 
 
緑の少年団交流活動(木工体験活動)
 
D 林業成長産業化推進部会
林業成長産業化の実現に向けての取組の詳細はこちら
 
 
 
 
 
 
   
 
 
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